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isoelectric point

等電点
名詞
複数形: isoelectric points

isoelectric point(等電点)は、生化学や分析化学において非常に重要な概念です。これは、分子が正の電荷と負の電荷を等しく持ち、全体として電気的に中性になる特定のpH値を指します。この状態では、分子は外部電場に反応して移動しなくなるため、物質の分離や精製に利用されます。

化学的特性と応用

特にタンパク質のような両性電解質において、この性質は顕著に現れます。pHが等電点より低い場合は正に、高い場合は負に帯電しますが、ちょうど等電点にあるとき、分子間の電気的な反発力が最小になります。その結果、分子同士が凝集しやすくなり、溶解度が低下して沈殿が生じます。この原理を利用したのが等電点電気泳動という手法であり、特定のタンパク質を精密に分離することが可能です。

分析における重要性

isoelectric pointを正確に把握することは、バイオ医薬品の安定性評価や、アミノ酸の同定において不可欠です。例えば、溶液のpHを意図的に等電点に調整することで、目的の物質だけを効率的に回収させることができます。このように、単なる数値としてのpHではなく、物質の物理的な挙動を制御するための鍵となる指標として扱われます。

意味

名詞等電点

タンパク質やアミノ酸のような両性物質である分子が、正味の電気電荷を持たない特定のpH値のこと

The protein precipitates when the solution reaches its isoelectric point.

溶液が等電点に達すると、タンパク質が沈殿する。

関連語

Last Updated: July 9, 2026Report an Error